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旗竿地でよくある5つの嫌がらせ!回避するポイントや住むメリットを紹介

旗竿地に建つ家は、通路部分と隣地との距離が近いため、隣人トラブルが起こりやすい傾向にあります。なかには、隣人から嫌がらせを受けたという声を聞いて、不安に感じている方もいるでしょう。旗竿地での嫌がらせを避けるためには、よくあるトラブルと、その対処法を事前に知っておくことが大切です。

この記事では、旗竿地でよく起こる嫌がらせの事例を紹介します。嫌がらせを防ぐためのポイントや、嫌がらせを受けているときの適切な対処法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

旗竿地によくある嫌がらせの事例4選

旗竿地によくある嫌がらせの事例4選

旗竿地でよく起こる嫌がらせには、以下のようなものがあります。

  • 隣人が車を幅寄せして停めてくる
  • 道路に面している道の前に車を停められる
  • 隣人が敷地に侵入してくる
  • フェンスを私物化される

一つずつ詳しく見ていきましょう。

隣人が車を幅寄せして停めてくる

旗竿地では、道路に面する竿(路地)部分を駐車スペースとして使うのが一般的です。

隣人宅も旗竿地であり、駐車スペースが隣り合っている場合は、隣人が車を幅寄せして停めてくることがあります。幅寄せをされると車の出し入れが難しくなるだけでなく、出し入れの際に車同士が接触してしまう恐れがあります。隣人の車を傷付けてしまえば、高額な修理費を請求されるトラブルに発展する可能性も考えられるでしょう。

車を幅寄せされる嫌がらせは、塀やフェンスが設置されておらず、境界線があいまいになっている状況で起こりやすいといえます。

道路に面している道の前に車を停められる

意図せず旗竿地の入り口となる道路をふさぐように車を停められて、自身の車を出し入れできなくなるといったトラブルもあります。車を好きなタイミングでスムーズに出し入れできなくなり、日常生活に支障をきたしてしまうかもしれません 。

また、隣人が嫌がらせで停めた場合でも車を移動するように言わなければならず、隣人とのネガティブなコミュニケーションによってストレスが増す原因にもなるでしょう。

隣人が敷地に侵入してくる

隣地との間に塀やフェンスがない場合、敷地に隣人が侵入してくる可能性があります。例えば、隣人が竿(路地)部分いっぱいに車を停めたり、物を置いたりしている場合、歩くスペースがないことを理由に敷地へ侵入される場合があります。隣人が家の出入りや車の乗り降りをするたびに敷地に入ってくる姿は、あまり気持ちのいいものとはいえません。

また、隣家の子どもに旗竿地の路地部分を遊び場として使われることもあります。隣人に苦情を入れたとしても「わざとじゃない」と言われて改善してもらえないケースも考えられます。

フェンスを私物化される

隣人に共有フェンスや所有しているフェンスを私物化されるケースもあります。例えば、フェンスに洗濯物を干されたり、物を立てかけられたりする事例が挙げられます。特に共有フェンスは、相手が自身の所有物と勘違いしている可能性もあります。その場合は共有フェンスであることを認識してもらい、譲り合って使うなどのルールを決めておくことが大切です。

費用を全額負担して自身が設置したフェンスの場合は、使用を止めてもらうようにはっきりと主張しましょう。

旗竿地での嫌がらせを防ぐためのポイント

旗竿地での嫌がらせを防ぐためのポイント

旗竿地での嫌がらせを防ぐためのポイントは、以下の通りです。

  • 事前に隣人を確認する
  • 話し合う
  • フェンスを設置する
  • 警察に相談する
  • 売却する

それぞれポイントを詳しく紹介します。

事前に隣人を確認する

旗竿地を購入する際は、事前に土地を見に行って雰囲気をチェックしたり、隣人の家族構成や人物像などを確認したりしておくのがおすすめです。旗竿地での嫌がらせが起きるかどうかは、隣人のモラルが大きく影響します。常識のある隣人であれば、嫌がらせに悩むこともないでしょう。

可能であれば、土地を購入する前に隣人へ挨拶に行ってどのような人なのか確認するのが理想です。ただ、購入前に挨拶をするのはハードルが高いので、何度か足を運んで隣家や周辺の様子をチェックしましょう。不動産会社に相談して、隣人が過去に問題行動等を起こしていないか確認することも一つの策です。

話し合う

旗竿地に住んでいて嫌がらせを受けたときは、話し合いの場を持つことを検討しましょう。悪気がなかったり、意図せず起こしてしまったりするケースもあるので、まずは状況を整理し、必要な場合は改善してほしい旨をしっかり伝えましょう。

しかし、何度も伝えても改善が見られなかったり、嫌がらせが目的になったりしている場合は、そのような行動をする理由を聞いてみましょう。こちらの落ち度に対する仕返しの可能性もあるからです。 理由が明らかになれば、解決の糸口が見えてくるかもしれません。

ただし、話し合いの場で感情的になり、トラブルが深刻化してしまうこともあります。冷静な話し合いができない相手の場合は、不動産会社や弁護士といった第三者を挟むことを検討しましょう。

フェンスを設置する

車の幅寄せや侵入などの嫌がらせは、フェンスを設置すれば解消される可能性があります。しかし、フェンスを設置した結果、思わぬトラブルに発展することもあるので注意が必要です。

例えば、フェンスを設置したことで隣家への日当たりが悪くなり、不満をもたれて嫌がらせがひどくなる恐れもあります。フェンスを設置する際は、隣家の日当たりや風通しに影響が出ない高さ・デザインにするようにしましょう。

なお、共有フェンスの設置に応じてもらえない場合は、私有地に設置することになるので敷地が狭くなってしまいます。駐車スペースが確保できるどうかも確認したうえで設置しましょう。

警察に相談する

どんなに話し合っても嫌がらせが解決しない場合は、警察に相談するのも手段の一つです。警察に相談する場合は、防犯カメラの映像など、物的証拠があるとスムーズに対応してもらいやすくなります。

なお、警察署には相談しにくいという方は「警察相談ダイヤル#9110」を利用するのがおすすめです。相談内容に応じて関係部署が連携して対応し、アドバイスや行政機関の紹介を受けられます。近隣トラブルが悪質な場合は、警告をしてくれる場合もあります。

売却する

これまで紹介した方法でも嫌がらせがなくならなかったり、嫌がらせがさらに悪質になったりする可能性もあります。そのような場合は、旗竿地を売却することも視野に入れましょう。売却して新しい住まいを見つけるのが隣人トラブルの苦しみから逃れられる最短の方法といえます。

なお、旗竿地の売却は専門業者に買取依頼するのがおすすめです。買取であれば、不動産会社が直接買い取ることになるので買手を探す必要がなく、すぐに現金化できます。新たに前向きな生活を歩むために、旗竿地を買い取ってもらうことも検討しましょう。

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旗竿地は悪いことばかりではない!家を建てるメリット

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旗竿地に家を建てることにはデメリットだけでなく、以下のようなメリットもあります。

  • 土地価格が比較的安い
  • 騒音が少ない
  • プライバシーを守れる
  • 路地部分を有効活用できる

旗竿地には隣人トラブルが起こる可能性がありますが、常識のある隣人であればトラブルの心配はほとんどありません。旗竿地ならでのメリットに魅力を感じ、良好な関係を築けそうな隣人であれば、前向きに検討してもよいでしょう。

旗竿地のメリットやデメリットは、こちらの記事で詳しく解説しています。

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まとめ

旗竿地によくある嫌がらせには、隣人が車を幅寄せして停めたり、敷地に侵入したりする事例があります。嫌がらせの予防方法としてフェンスの設置や話し合いが有効ですが、隣人のモラルによってはさらに悪質な嫌がらせを受けることも考えられます。そのような場合は、旗竿地の売却も検討しましょう。

旗竿地を手放したい方は、訳あり物件買取センターにぜひご相談ください。トラブルの起こった土地でも買い取りに応じてくれます。旗竿地を早く手放して、新しい生活をスタートさせたいという方の大きな手助けになるはずです。

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